ジュニスポ コラム

運動を始めたばかりの子をもつ親へ伝えたい!7つのこと

『運動を始めたばかりの子をもつ親御様、必見!』

第1回では『運動を好きな子を育てるための3つのポイント』を説明し、第2回では『幼少期で身につけてもらいたい大切な6つの基礎運動』をお伝えしてきました。

さぁ、これから我が子に運動をスタートさせようと考えていただけたかもしれません。

しかし、運動を始めさせた瞬間、

『あれ!?うちの子、周りの子と全然違う・・・』

『足が遅い?身体の軸がぶれぶれ?』

『なんであんなこともできないの?』

などなど不安に思って、苛立ってしまうこともしばしば。

でも安心してください。皆様、同じ思いを抱えながらのスタートになりますよ。

そこで、第3回は運動を始めたばかりの子をもつ親へ伝えたい!7つのことを以下に述べていきますので、ご一読ください。

読み終わったとき、子どもたちを“見る眼”が“見守る眼”に変わっていることを願っています。

『運動を始めたばかりの子をもつ親へ伝えたい!7つのこと』

1.初めから何でもできる子なんていません。

子どもたちにとって、すべてが初体験です。初めてだからこそ、理解するのに時間がかかったり、動き出すのに脳が指令を出せなかったりします。 そもそも子どもの特性として、『とても飽きやすく、集中力がありません』ので、たくさんの『初めて』を体験させ見守りましょう。 その中で、少しずつ興味がわき、『運動をしたい』から『運動が楽しい』と変化していきます

2, 子どもは1人1人違います。周りの子とは比べずに、昨日の我が子と比べましょう

運動には『自己肯定感』がとても重要です。 いつも周りの子と比較されていると、自分に自信がもてず自信を失ってしまいます。 『自己肯定感』を支えるのは『根拠のない自信』です。 自分のことを認めてくれる人が周りにいると、心も満たされ何事にも積極的にチャレンジできる子どもに育っていきます。

我が子の良いところを見つけるためには、日頃から観察していなければなりません。 少しでもできたことが増えたときは、褒めることで更なるレベルアップを促していきましょう!

3.1人で頑張った時などにたくさんの愛情をもって褒めてあげれば感情豊かになるでしょう

運動は『パッション(情熱)』です。運動が得意な子の特徴として、感情表現がとても豊かです。 子どもが意図して頑張り、達成したときには一緒になって喜びましょう。 親の笑顔は子どものやる気を高めます。『できたら喜ぶ』『できなかったら悔しみ、悲しむ』という感情を繰り返すことで、 運動能力を高めたいという気持ちが湧いてきます。

4.できないことがあったとき、できることからコツコツ積み重ねることが大切です。

できないことが増えてしまうと、子どもは楽しくなってしまいます。ただ簡単にできると、すぐに飽きてしまう。 厄介な生き物です。 それらの経験の中で、ちょっとがんばればできることを増やして行きましょう。 その積み重ねが、次第に大きなことを成し遂げるための力になっていきます。 突然、三段跳びできる子どもはいません。 まずは両足ジャンプを覚え、身体の動かし方を身に付け、片足ジャンプへと発展していきます。 ケンケンパーも最初はできませんがグーパーができるようになれば、少しずつケンケンパーができるようになっていきます。 見守りながら、励ましていきましょう。

5.友達と色々なモノを共有することで優しい心が育ちます

自己主張と自己抑制の力は幼児期に大きく伸びると言われています。 運動を通じて、友達とかかわりながら、モノを共有したり、一緒に片付けたりすることで、 自分を抑えたり自分を出したり、他者を思いやる気持ちを育んでいきます。

運動で使う用具はすべて皆のものです。 しかし、壊れてしまったら使えなくなってしまいます。 皆でモノを大切に大事に扱うことで、友達も大事にしていきます。 友達を思いやる習慣を身につけていきましょう。

6.コーチの話をしっかり聞けるようになるまでには時間がかかります

子どもたちと私たちコーチは時間をかけて、信頼関係を築いていきます。 コーチと子どもの信頼関係を築くのは、家を建てるのと同じです。 土台がしっかりしていれば頑丈な家が建ちますが、そのためには時間がかかります。 土台がしっかりした家が建てられれば中々崩れませんが、急いでぐらぐらの土台を作ればすぐに家は壊れてしまいます。

コーチの言う内容を理解できない子どもが例え我が子であっても、ゆっくりと時間をかければ大丈夫です。 信頼関係は時間とともに必ず築いていくものです。 中にはすぐにコーチの言うことをすぐに理解し、行動できる子もいますが、 他者とは比較せず時間をかけて見守りましょう。 一番大切なのは、親子の信頼関係です。 見守られて育っている子ども達は自主性があり、何事にも積極的に取り組んでいけるようになります。

7.コーチとの約束を守ることが、社会へはばたく第一歩になります

幼児期に身につけなければならない力は、ルールを守り我慢する力です。 小学生に入学すると、学校で守るべき決まりが多くなります。 最低限の約束を守らせるのは、大人の義務です。 運動を始めたばかりでも、ダメなことはダメとはっきり教えてあげましょう。

例えば、コーチが子ども達と順番を守る約束をした場合、 その約束を守らない子がいたら、コーチはその都度指導します。 その際は、保護者の方も同じ気持ちで同じ目線で、お子様に指導してもらいたいと思っています。 子ども達は日頃友達同士で遊びながらお互いにルールを決め、それを守ることで運動を楽しんでいます。 友達間のトラブルも大半は、ルール違反がきっかけです。

どんなスポーツでもルールがあります。ルールを守ることで、スポーツをさらに楽しむことができます。 子どもたちは運動を通じて、社会へはばたくための力を少しずつ確実に身につけていきます。 子どもたちの成長をサポートし、最高のサポーターになりましょう!

まとめ

『運動を始めたばかりの子をもつ親へ伝えたい!7つのこと』

  • 初めからなんでもできる子なんていません
  • 子どもは1人1人違います。周りの子とは比べずに、昨日の我が子と比べましょう
  • 1人で頑張った時などにたくさんの愛情をもって褒めてあげれば感情豊かになるでしょう
  • できないことがあったとき、できることからコツコツ積み重ねることが大切です
  • 友達と色々なモノを共有することで優しい心が育ちます
  • コーチの話をしっかり聞けるようになるまでには時間がかかります
  • コーチとの約束を守ることが、社会へはばたく第一歩になります