ジュニスポ コラム

マウスガードの効能について

オーダーメイドのマウスガード専門店RYMS(ライムス)店長の内藤雅明です。

前回から6回にわたって、スポーツに大変有効なマウスガードに関するお話をさせていただいております。

第1回目は「マウスガードの種類と特徴」についてでした。
そして第2回目は「マウスガードの効能について」です。

さて、マウスガードの効能って何だと思いますか?

「ボクシング選手が、歯が折れないようにつける」
「ラグビー選手が、歯が折れないようにするため」

そうです!正解です!

でもそれだけじゃないんです。

近年、スポーツにおけるマウスガードの重要性が、世界的に注目されてきています。
それはプレー中に、常に危険にさらされている“口の中”と“脳”のダメージ軽減に大変役立つことが理解されてきたからです。
練習や試合中に身体がぶつかり、歯が折れたり、抜け落ちるのを防止すること、舌・唇・頬の粘膜の外傷を予防すること、顎の骨折や脳震盪の防止・軽減、さらにパワーアップにマウスガードが役立つことが分かってきたからです。

より分かりやすく説明するために、マウスガードの効能を次のように詳しく整理してみました。

『マウスガードの効能まとめ』

◆ 歯の外傷予防

歯が折れる・抜ける・ぐらつく、などを防止する。

◆ 口腔内外傷予防

唇・舌・粘膜の怪我を防止する。

◆ 顎関節の保護

顎関節への衝撃緩和・顎関節症の予防、軽減。

◆ 歯の磨り減り防止

衝撃のインパクトの時・筋トレの時・緊張などの影響で、 歯を強く咬み過ぎた際の摩耗を防止する。

◆ 脳震盪の予防・軽減

脳への衝撃を緩和して脳震盪を予防する。
脳震盪は一度起こすと癖になるので注意が必要です。
セカンドインパクトシンドロームといって、 頭部に衝撃を受けて脳震盪を起こした後、短期間に2度目の衝撃を受けることで、 脳に重大な損傷が生じ、重篤な症状に陥ることがあるので本当に注意が必要になります。

◆ 筋力アップ・運動能力アップ

マウスガードで上下の歯の接触面積を増やすことで、脳から力が出るよう指令が出る。

◆ バランス感覚アップ

左右均等に咬めるようになることで頭・首・背骨・腰の位置が正常となり、近年よく言われる体軸・体幹がしっかりしてくる。

◆ 心理的効果や相手選手への外傷防止

戦うモードのスイッチが入る。
安心してプレーに臨めるため積極性がでる。
集中力アップ、リラックス効果もあり。
自分の歯で相手選手が怪我するのを防止する。

◆ 頭がよくなる?

クレペリン検査という、2つの数字を足して一の位の数字を書くのを繰り返す簡単なテストがあります。
このクレペリン検査をマウスガードを装着してテストしたら成績があがった、という実験結果があります。
このことから瞬時の判断が大事になるスポーツでも大変有効だろう、と言われています。

まとめ

いかがでしたか?
以上のようなたくさんの効能があります。

ただ大事なのはマウスガードであれば何でも良いか、というとそうではありません。

マウスガードがスポーツに有効だといっても、装着したら「話せない」「気持ち悪い」「息苦しい」では競技どころではなく、むしろマイナスです。

装着するなら上下の歯型を採ったうえで咬み合せを充分に考慮して作られた、話せて、気持ち悪くならない、苦しくならないマウスガードを作ってください。

さらにお好きなデザインで作ることが出来たら最高ですね。

さて改めて、マウスガードの効能はボクシングやラグビーのようなコンタクトスポーツで、歯が折れるの防止するだけではありません!

そのため弊社にもあらゆるスポーツ選手がお越しになります。

マウスガード装着が義務や当然のような格闘技・アメフト・ラグビー・アイスホッケー・ラクロスなどの競技だけでなく、近年ではサッカー・野球・バスケットボール選手が多くなり、スキー・スノーボードなどのウインターースポーツやサーフィンなどのマリンスポーツ、オートバイなどのモータースポーツ、ボディビルダー、さらには歯の怪我とは無縁のようなゴルフ・ボート・剣道そしてアーチェリーや弓道・ライフル射撃など、姿勢を正す目的にも使用されます。

ということで次回は「マウスガードが必要なスポーツ」というお話をさせていただきます。